年金のはなし

秋も深まりもう間も無く冬がやってきますね。

伊那はもう20℃を超えることもなくなり、いよいよ冬のはじまりです。

さて、冬が来たら必ずやらなければならない行事がありますよね!

そうです!確定申告です!(笑)

あまり楽しみではないですが(笑)

確定申告といえば、前回は税金の話をさせて頂いて、年金について調べますって感じで〆たかと思います。

ということで、年金について調べたんですけど、年金は難しい。。

ビックリするくらいボリュームがありました。

なので、今と昔を比較する感じで超簡単にまとめてみました。

おまけで年金について、裏技?的なものも見つけたので、それを書きたいと思います。

さて、

年金年金といっても僕はまだ40歳手前なので年金はまだ先の話しだぜーって思っているそこのあなた!

子育てしているから、そんなところまで意識が回りません!と思っているそこのあなた!

もしかしたら、老後は生き地獄が待っているかもしれませんよ。

年金といえば、結構昔から2000万円問題とか、年金減るとか、あと数十年後には無くなるって耳にしますが、実際のところ直近で年金受給額って増えているんですよ。

それを表したデータが下の数字になります。

直近5年分の年度別老齢基礎年金額※

2020年度 月額65,141円

2021年度 月額65,075円

2022年度 月額64,816円

2023年度 月額66,250円

2024年度 月額68,000円

※老齢基礎年金は国民年金とも呼ばれ、20〜60歳の日本全国民が加入しています。主に個人事業主や主婦の方が参考となる金額だと思います。さらにサラリーマンの方は一般的に厚生年金へ加入していますので、さらに年金額に上乗せされます。厚生年金は個人間で受給額にバラツキがあるため今回老齢基礎年金で比較します。

実は年金って2022年を下限として、この5年で最も多い額が支給されているんですよね。

あれれ?でも、増えているって感覚ないですよね。

その通り!

少しこれにはカラクリがあって、年金の数字上は増えているんですけど、物価の上がるスピードの方が上なので、今までと同じ生活をしていても自然と支出が増えてしまうんですよ。なので、感覚的に年金が減っていると感じるんですよね。

物価に関しては前々回くらいの、お金の価値の時に書いた内容になっちゃいますが、昔々まだ僕が20歳で今よりも体重が20kgも少なかった遠い昔の話です。

僕が学生の頃は、デフレ真っ只中の2002年。

牛丼1杯280円の時代でした。

マクドナルドに至ってはハンバーガー1個59円だったんですよね。友達が僕の誕生日にトレーいっぱいにハンバーガーをご馳走してくれたことを思い出します。

今はハンバーガー1個170円です。約3倍にまで高くなっていますよね。

じゃあ2002年の年金はどうだったのかと言うと、月額56,534円だったんですよ。

数字上は今よりも10,000円も少なかったんですけど、2024年現在のお金の価値に置き換えると162,894円です。

老齢基礎年金だけで、この支給額です。ここに厚生年金が上乗せされるので、年金だけで余裕の暮らしができていたんです。

わずか20年そこそこでお金の価値が3倍も変わってしまっていたんですね。

ですので、20年前と比べると年金は1/3となっており、「年金が減った」という感覚に繋がるわけです。

この流れで金利の話も付け加えてみます。

金利って聞くとローンだったりあまり良いイメージがないかもしれないですが、今でこそ銀行の金利は0.1%で、少しずつ金利が上昇していますが、ハンバーガー59円時代は0.005%と、一体ゼロ何個付くやねん!ってくらい低金利時代でした。

ですが、もう少し時代を遡る事30年。

1970年代は銀行の金利は5.75%だったんですよ。

5.75%ってどう言うことかって言うと、100万円預けていると12〜13年程度で倍の200万円になると言うことだったんですよね。

ですので、この頃は銀行にお金を預けていれば将来も安心 = 貯金神話が確立されていたわけです。

私の世代はとにかく貯金しておきなさいって親から教わりましたが、こういう背景があったんですね。

今は貯金してても、メリットはすぐにお金を下ろせるっていうだけで恩恵は少なくなってしまいましたね。

今回はここまでとしましょうか。

(と、いうよりここまでしか調べきれませんでした!適当にテーマを決めたら想像以上に大き過ぎました!)

ちょっと難しい内容を自分なりに噛み砕いたので誤った記載の仕方があるかもしれませんのでご了承ください。

次回はどんな内容が良いでしょうか。

だんだんネタも切れてきちゃいました。

もし、テーマのリクエストがあればご助言頂けると嬉しいです。

と、いうことで次回は、ちょうどこの前お会いしたお客さまに聞かれた内容で銀行借入の繰り上げ返済についてのメリット/デメリットを書いてみますか!!